◆空き店舗対策で豊川稲荷周辺商店街ににぎわいを
豊川商工会議所
豊川商工会議所は、豊川稲荷周辺商店街の商業と観光の活性化策として、空き店舗を活用したチャレンジショップや観光案内所を11月21日に開設した。
チャレンジショップ1号館は、商工会議所青年部出資会社「(有)ぼちぼち繁盛屋」が出店。店名は「来恩(らいおん)」。こだわりの飲食のほか、駄菓子を販売している。
チャレンジショップ2号館「お宝スペース・チャレンジショップ館」では、一般から公募した人が1週間ごとに入れ替わり出店。出店期間を短期に設定することで、出店希望者にとっては応募がしやすくなり、来店者には常に新しい商品を提供できる効果をねらっている。
3号館の「豊川観光案内所」では、豊川稲荷や周辺商店街と東三河の観光をパンフレットなどで紹介するほか、「豊川海軍工厰」の資料を展示している。
このほか、観光活性化策として、天保年間に再建された薬師如来堂を開門。本堂には、薬師如来像が祀られ、長寿健康を願う人で、今後大変な賑わいとなることが期待されている。また、境内では、健康茶の接待や健康に関するイベントが行われるなど、参拝客や観光客の来場を呼びかけている。

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