(日本商工会議所発行の旬刊紙「会議所ニュース」2001年4月21日号より)

 

山形商工会議所

循環バスが市民に定着、利用者本位の運営徹底


 山形商工会議所が、市、商店街などと一体となって実施している100円バス事業の取り組みが成果をあげはじめている。平成11年度に無料でスタートした循環バスが大きな反響を呼び、利用者も順調に増加、昨春からは100円バスに変身、13年度も継続実施している。
 事業開始以来、地道なPRと繁忙期には運転本数の増加や運転間隔の短縮を行うなど、利用者本位の運営を徹底し、利便性の向上につとめた結果、バス利用者は徐々に増加。1日の平均乗車人数も当初の約2倍、1,500人程度と市民の足としてしっかり定着している。
 また、利用者の中心が中高年の女性と十代の若者であることから、昨年秋、同所は山形大学の学生に協力を依頼し、100円循環バスのコース上のユニークな店や人物を紹介する無料情報誌「MEKKE(めっけ)」を創刊し、15万部を市内各所に配布。同冊子は、若者の情報網と視点を生かした内容と評判で、大きな話題となった。
 同所では、3分の1が実施団体負担となる13年度以降も、100円循環バスは採算ラインを維持できると判断、13年度も継続運行を決めた。13年初めに中心部に集客力のある施設が新しくオープンしたことや、高校生の利用増などリピーターの増加や観光客の利用が増えていることなどの追い風もある。
 同所では、「交通の便が悪い住宅地域と中心部を結ぶ路線の開発など、さらなる顧客開拓につとめていきたい。この事業を契機に商業者だけでなく、行政、市民を含めた取り組みが活発化することを期待している」としている。

 

 

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