福山商工会議所は、ＴＭＯ事業の一環として市内商店街の空き店舗を利用し、｢アートショップふくふく｣を開店した。
店の概要、内装、品揃えなどは同所の女性スタッフを中心に、女性経営者や美術作家などがアイデアを出し合い決めており、木のぬくもりを生かした棚や畳敷きの展示スペースを設けるなど、芸術に生活感を取り入れているのが特徴。福山地方の陶芸や書画、絵画などの作家約20人の作品約300点が並べられ、「ミスばら」の看板娘が店番を勤めている。売場の奥には、コーヒーなどを飲みながら、作家らとゆったり歓談したり、休憩できるスペースを設けており、来店客からは「値段も手ごろで、立ち寄りができるいい雰囲気」と好評。
同所では、｢訪れた人と作家、客同士が気軽に交流できる出会いと集いの場所にしたい｣と話している。
平成13年３月末までの期間限定営業の予定だが、好評なら４月以降も営業を続け、若者向けの２号店も検討するという。
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