(平成11年度商店街等活性化先進事業)

東京商工会議所

空き店舗をリサイクルなどに活用


 早稲田地区の商店街では、早稲田大学のお膝元という土地柄、夏休み時期には3万人の学生がいなくなるため、住民の数が半分以下となる。また、神楽坂地区では夜間人口の減少といった問題を抱えている。
 今回の事業では、リサイクルの拠点として空き店舗などを活用した「エコステーション」を新たに2カ所オープン。空き缶、ペットボトル、生ゴミ回収機などを設置している。回収機の利用者には抽選でラッキーチケット(商品、飲食の引換券など)が当たる仕組み。利用者数は1日当たり平均70人、空き缶等回収数は平均250缶だった。また、同時に参加店舗のPR画像などを映せる情報機器を活用し、全国の商店街をネットワーク化することによって開発した独自商品を販売する「有店舗による無店舗販売システム」により、販路拡大に結びつけている。
 昨年11月には、「全国リサイクル商店街サミット」と題して環境問題と高齢者対応など福祉を切り口に、商店街の活性化と街づくりの方策を意見交換する場を設けたが、「明確なコンセプトと内外との連携が大切」「リサイクルなどがきっかけとなり、地域コミュニティーの場という本来の機能が回復する」といった意見が出された。
 今後の課題は、事業の継続、個店の活性化などであるが、現在、環境問題だけにとどまらない防災、教育、福祉など地域情報の要として「地域内サテライト施設」の設置を計画するなど、商店街を一つの核とした街の活性化についての新しい取り組みも行われている。

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