(日本商工会議所月刊誌「石垣」2000年5月号より)
山鹿商工会議所
空き店舗で農家の女性が新鮮野菜を格安販売
山鹿商工会議所の協力で、市中心部にある商店街の空き店舗を利用して地元農家が、新鮮な野菜や農産物の加工品を格安で販売する店舗「田舎屋」がオープンした。
空き店舗を活用した経営を多くの人に体験してもらおうと商店街が企画。1カ月6万円の借家料は、市と商工会議所が半額ずつ商店街に対して補助する。
オープンした店舗は、木造2階建ての1階部分で約33平方b。借り主の農家の女性3人が自分の畑で収穫した新鮮な大根、にんじん、白菜など13種、約100点を販売。50円から150円程度と市価より格安とあって、近所の主婦が次々に買い求めた。
商店街では「出店者が張り切る姿を見てもらい、他の空き店舗を活用するきっかけにしたい」としている。
|