(日本商工会議所の機関紙「会議所ニュース」99年6月11日号より)

 

須坂商工会議所

街づくりに市民の意見

 



 須坂商工会議所(長野県)はこのほど、創立50周年事業として「『私たちのまち須坂を考えよう』作文論文コンクール」を実施した。
 同所は、創立
50周年を記念して、「21世紀に向けて須坂から発信」をキャッチフレーズに記念事業を展開中で、同コンクールはその一環。市の将来を考え、誇りに思える須坂市の魅力づくり、らしさづくりを編み出し、新世紀の須坂像について広く市民の意見を求めることを狙いとして実施した。須坂市の観光、自然、農芸、生活、文化、名物などテーマは自由。小学生、中学生、一般の部の三部門で募集したところ、総数1005編の応募があった(小学生の部788、中学生の部165、一般の部52)。最優秀賞には、「私の大好きな須坂」(小学生の部/小6・久保田恵美)、「私の望む未来の須坂市」(中学生の部/中3・木下美咲)、「須坂の魅力発信−町並み・絹・夢未来」(一般の部/竹前雅子)が選ばれた。そのほか、優秀賞、入選、特別賞の計54人が受賞した。受賞者には、賞金(最優秀賞・一般の部20万円/小・中学生の部5万円など)のほか賞状、盾、記念品が贈られた(写真)。
 また同所では、
50周年記念事業の一つとして、「小中学生の企業見学事業」を始めている。『おとうさん、おかあさんの働く会社を見に行こう』をテーマに企画し、銀行、精密機器や食品メーカー、スーパーなど21企業が協力。見学会は計25回行われ、市内の小学校11校、中学校2校の生徒1400人が参加した。
 銀行見学では、貨幣の流れの仕組みや金融機関の役割を、製造会社では、先端機器で設計や製造をする過程の説明を受けた。生徒は「須坂にどんな企業があるのか知らなかったのでためになった」など感想を話した。学校側からは「地域の産業を学ぶ良い機会」と好評で、企業側も「子供たちの意見、感想を会社のイメージ向上に生かしていきたい」と熱心に受け入れているという。

 



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