(日本商工会議所月刊誌「石垣」9910月号より)

 

盛岡商工会議所

客のニーズに応えるアンテナショップ好評


 盛岡商工会議所(岩手県)が空き店舗を利用して開設したアンテナショップは、オープン以来順調に運営されている。県内各地の地場産品を手軽に買い求めることができるとあって、繰り返し訪れる客も増えている。

 アンテナショップは、「ほっと いわて」「すぽっと いわて」の2店舗。それぞれ約10001500品目の特産品を並べ、食品なども含めて生活に密着した豊富な品揃えとなっている。また、郷土芸能などのイベント開催や、訪れた客の要望や時季に応じた商品も取り扱うなどして好評を得て、売り上げは両店とも当初の目標より約30%上回っている。

 「ほっと いわて」では、市民が持ち込んだ作品の展示コーナーを設け、作家や趣味のグループにも開放、陶芸や木工品、ドライフラワーなどの作品を展示、販売している。運営を委託されている盛岡市肴町商店街振興組合の藤沢裕治事務局長は「商店街を訪れる人が増え、にぎわいも出てきた」と商店街への波及効果を語る。

 今後、商品の販売状況をまとめ、消費者ニーズを分析し、特産品や商店街振興の可能性を探っていく。商工会議所では「本年度限りの事業だが、来年度以降も商店街がノウハウを引き次ぐ形で取り組んでもらえれば」と期待している。

 



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