(日本商工会議所月刊誌「石垣」9910月号より)

 

江刺商工会議所

実験店舗「いわや堂」でオルゴールを展示販売


 江刺商工会議所(岩手県)はこのほど、空き店舗を活用してオルゴール展示販売実験店舗「いわや堂」をオープンした。

 オルゴール館は、レンガ造りを模倣した西欧風のしゃれた外観で、店内も明るい配色、気軽に入店できる雰囲気。アンティーク調の商品から近代的なオルゴールまで、国内10メーカー約1千種類、3千点を取り揃えているほか、部品を組みたてる手作り体験コーナーもある。

 店内では、フウロウをかたどった壁掛け、シックな色合いを帯びたガラス製の商品、人気アニメの主人公など多彩な商品が独特な音色を奏でる。価格は千円前後の買い求めやすいものから数万円単位まで。キーホルダー型のオルゴールが、形もかわいらしく子供たちの人気を集めている。県内各地からの来客で好調な滑りだしを見せており、来店した主婦は「品揃えが抱負で、製品の色も素晴らしい」と見入っていた。

 オルゴール館は、商店街活性化策「音・技・蔵・街フュージョン(融合)事業」の1つで、地元の轄舞Dが運営しており、販売動向を見ながら恒久施設化を検討していく。黒船が整備したガラス館などと連携、既存商店街と一体化した街おこしを狙っている。「蔵の町」として知られる江刺市は、菊田一夫原作のNHKラジオドラマ「鐘の鳴る丘」の舞台と言われ、市、同所では「音」をテーマにした街づくりを進めている。'98年には市内の蓄音機や真空管ラジオなどを集めた音のミュージアム「キンコン館」も開館している。



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