(日本商工会議所の機関紙「会議所ニュース」99年10月11日号より)

 

岡山商工会議所

1年8カ月間に飲食店など331店舗が開業
−「都心開業店舗調査」を実施−


 岡山商工会議所がこのほど実施した「都心開業店舗調査」から、空き店舗の増加など空洞化が指摘されている市中心部で、1年8カ月間(平成10年1月から平成11年8月まで)に飲食、衣料店など331店舗が開業していることが分かった。
 調査は、都心部に開業した店舗の実態や意向を調査し、今後の創業支援事業や中心市街地活性化事業の参考にしようと実施。岡山市が中心市街地基本計画で区域設定した重点整備エリア(約360ha)に開業した店舗を対象とした。職員が実態調査で把握した331店に郵送でアンケートし、開業理由などを聞いた(回答121店、回収率36.6%)。
 調査結果によると、331店のうち、大型店と大型店へのテナント出店は116店で、それ以外の個店は215店。業種別に見ると、飲食店が約4割を占め131店、次いで衣料品店など69店、文化品とサービス業が33店、雑貨18店―など。
 現在地に開業した理由(複数回答)については、個店からの回答は「適当な店舗スペース」が1位で、以下「お客が集まりやすい」「周辺環境が良い」「家賃が安くなった」など。大型店や大型店のテナントは「お客が集まりやすい立地」「将来性のある立地」「周辺環境が良い」が上位。
 開業後の状況については、「計画より良い」(8%)、「計画どおり」(44%)を合わせると52%で、開業店舗の半数は順調な滑りだしを見せている反面、44%は「計画より悪い」としている。
 創業者の年齢については、30代が22人、20代13人、50代8人、40代5人の順。60代も3人いた。平均年齢は38.2歳。
 創業前の職業を聞いたところ、「今の店舗と関係あるサラリーマン」が23人、「自営業の業種転換など」は10人、「今の店舗と無関係なサラリーマン」が4人、学生は3人。創業の動機では、「自分の夢や趣味を実現したい」が25人でトップ。次いで、「これまでの経験、資格を生かしたい」9人、「自分の裁量で仕事をしたい」8人―などとなっている。



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