(日本商工会議所月刊誌「石垣」99年9月号より)
安来商工会議所
郷土の文化人マップ看板を設置
歴史見つめ直し新しい街づくりに活かす
安来商工会議所青年部(島根県)は、同市が生んだ芸術家や文化人を紹介する「郷土文化人マップ」の看板を、市内清水町の清水寺大門駐車場に設置し、このほどその除幕式を行った。
式典には、並河勉同所会頭、島田二郎同市長らが約20人が出席。看板はアルミ製で、縦0.9m、横1.2mの大きさ。陶芸家の河井寛次郎や、安来節を全国に広めた初代家元渡部お糸など、36人の業績を幅広く紹介。また、彼らの生家も市内地図に記載した。
昨年、JR安来駅前に創立10周年記念事業の一環としてマップの設置したのに続き、今回は2カ所目。また、一昨年にはパネル型のマップ2千枚を、市内の公民館や学校に配布している。
同所では、看板設置の目的を「郷土の歴史や文化を見つめ直し、新しい街づくりに活かしていきたい」としている。