(日本商工会議所月刊誌「石垣」999月号より)

 

亀岡・防府・竹原商工会議所

プレミアム商品券即日完売に!

 


 亀岡商工会議所(京都府)と亀岡市商店街連盟が、購入額より一割増しの買い物ができる「プレミアム商品券」をこのほど発行したところ、発売5日目で完売した。
 この「プレミアム商品券」事業は、低迷する消費需要を喚起し、個人消費の拡大によって地域商業活性化をはかることを目的にしている。総額
11億円の発行は同市の人口規模(9万6千人)としては、破格の取り組みとして注目されていた。
 同商品券の発行経費は、商工会議所、商店街連盟、取扱店が負担するとともに、市からも緊急経済活性化対策として支援を受けた。
 商品券は、1枚千円券とし
11枚1セットとして、1万円で発売。市内30カ所に特設販売所を設け発売したところ、多くの市民が訪れ、発売初日の夕方までに約2億7千万円を売り上げ、発売から5日目にはすべて売りきれとなった。
 使用期間は
1231日までの6カ月間で、市内の取扱店で使用できる。取扱店は、大型店舗を含む市内の小売業、飲食店、サービス業、運輸業、建設業、不動産業者など668事業所。商工会議所では、「幅広く使用できることから消費者の反応も早かったのではないか」としている。各店で使われた商品券は、同所を通じて一週間ごとに換金される。
 商店街連盟では、中小商店でのプレミアム商品券1万円分の利用者には、さらに1割(千円分)の連盟独自の買い物券を
7月いっぱい進呈する企画を合わせて実施した。また、商品券利用の場合はさらに割り引くなど、独自の企画を展開する取扱店もある。
 一方、竹原商工会議所(広島県)が今年
4月から発行している市内共通商品券「かぐや姫商品券」の発行高が、このほど初年度目標を超え、2千万円を達成した。
 同商品券は、市民に市内で買い物をしてもらおうと、500円券と千円券の2種類を発行。約
330店で利用でき、使いやすいように100円未満はつり銭も出している。
 商工会議所がまとめた
7月末までの利用状況によると、発行高は1,832万2千円で、500円券と千円券の割合は13。使われた商品券の回収状況は、7011円で、発行高の38.3%だった。利用先は、スーパーなどの大型店が66%を占め、34%が一般商店。
 短期間で目標を達成できたのは、市内の大手企業をはじめ、会員企業の協力が得られやすかったことが大きな要因となっている。同所では、「会員がゴルフ大会や会社のイベントの賞品用として買うケースが意外に多く驚いている。ボーナスの一部を商品券で支給することを考えている会員企業もあり、今後も販売に力を入れていきたい」としている。
 防府商工会議所(山口県)では、「防府市内共通商品券」を
3万枚(3千万円)発売。1万千円分を1万円で発売するプレミア分千セットが即日完売し、引き続き購入額と同額の商品券が販売されている。商品券は5カ所で発売され、商工会議所では発売日初日1番乗りした購入者に、澤田光穂会頭から商品券が手渡された。
 防府会議所の商品券は、市内の買い物を促進する「バイ防府運動」の一環で、発売日から半年間の有効期間内に
2,144事業所で利用できる。同所では、「市内の消費が刺激されることを期待している。今後は利用メリットなどを工夫したい」としている。

 



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