トップページ > 調査・研究 > LOBO調査 > 業況DIは、わずかに悪化。原材料価格の高騰が響く(LOBO調査2月結果)

LOBO調査

業況DIは、わずかに悪化。原材料価格の高騰が響く(LOBO調査2月結果)

 日本商工会議所が28日に発表した2月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DIは▲40.1(前月比▲1.4ポイント)と、3カ月ぶりにマイナス40台となった。原材料価格の高騰に加え、企業間競争の激化、消費者の低価格志向や経済対策の縮小に伴う売上の悪化、円高の長期化などが経営環境に悪影響を及ぼしている。
 先行きについては、▲34.3(前月比+4.3ポイント)と2カ月連続でマイナス幅が縮小した。新興国向け輸出・生産の拡大に加え、春先需要などこれまで低迷していた消費に動きがみられることから、売上回復への期待が寄せられている。一方で、原油をはじめ原材料価格は今後一段の上昇が見込まれており、先行きへの懸念を訴える声も多い。
 項目別にみると、売上面では、全産業合計の売上DIは▲34.0(前月比▲2.4ポイント)と、マイナス幅は2カ月連続で拡大した。産業別にみても、全ての業種でマイナス幅が拡大した。
 採算面では、全産業合計の採算DIは▲38.4(前月比▲4.0ポイント)と、マイナス幅は4カ月ぶりに拡大した。産業別にみると、サービス業はほぼ横ばいとなったものの、他の4業種はマイナス幅が拡大した。
 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは▲24.7と、マイナス幅は3カ月ぶりに縮小した。産業別にみると、小売業はほぼ横ばいとなったものの、他の4業種はマイナス幅が縮小した。
 仕入価格面では、全産業合計の仕入単価DIは▲26.0となり、マイナス幅は3カ月連続で拡大した。産業別にみても、全ての業種でマイナス幅が拡大した。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは▲10.8となり、マイナス幅は4カ月ぶりに拡大した。産業別にみると、卸売業はほぼ横ばいとなったものの、他の4業種は過剰感が強まった。
 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。