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LOBO調査

業況DIの基調は、足踏み状態が続く(LOBO調査12月結果)

 日本商工会議所が28日に発表した12月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、▲38.1(前月比+2.5ポイント)と、2カ月ぶりにマイナス幅が縮小した。しかし、卸売業を除くとほぼ横ばいで、業況の基調は、6月以降、足踏み状態が続いている。円高の長期化で、取引先の海外移転に伴う受注の減少や、コストダウン要求が強まっており、経営環境は悪化している。また、低価格での受注競争の激化や消費者の節約志向など、収益確保の見通しは依然として厳しい。
 先行きについては、▲40.7(前月比▲0.5ポイント)と前月からほぼ横ばい。しかし、年明け以降の仕事の確保が見込めないなどの声が目立っており、特に建設業は公共工事の減少が続くなど、厳しさが増している。また、円高の長期化により収益悪化の懸念が一層強まっている。なお、年度末に向けた経営見通しを調査したところ、約4社に1社は人員削減や廃業を考えざるを得ないと回答するなど、経営体力が限界に近づいている企業が多い。
 項目別にみると、売上面では、全産業合計の売上DIは▲28.0(前月比+3.0ポイント)と、3カ月連続でマイナス幅が縮小した。産業別にみると、建設業はマイナス幅が拡大、小売業はほぼ横ばいとなったものの、他の3業種は縮小した。
 採算面では、全産業合計の採算DIは▲34.5(前月比+1.8ポイント)と、2カ月連続でマイナス幅が縮小した。産業別にみると、製造業、小売業、サービス業はほぼ横ばいとなったものの、他の2業種は縮小した。
 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは▲25.7と、ほぼ横ばいで推移した。産業別にみると、卸売業はマイナス幅が縮小、製造業、小売業、サービス業はほぼ横ばいとなったものの、建築業は拡大した。
 仕入価格面では、全産業合計の仕入単価DIは▲16.3となり、マイナス幅は2カ月ぶりに拡大した。産業別にみると、建設業はマイナス幅が縮小、製造業はほぼ横ばいとなったものの、他の3業種は拡大した。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは▲9.2となり、マイナス幅は2カ月連続で縮小した。産業別にみると、建設業、小売業、サービス業はほぼ横ばいとなったものの、他の2業種は過剰感が弱まった。
 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。