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LOBO調査

業況DIは3カ月ぶりに悪化、先行き懸念も強まる(LOBO調査9月結果)

 日本商工会議所が30日に発表した9月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DIは▲40.8(前月比▲3.1ポイント)と、3カ月ぶりにマイナス幅が拡大した。前月比▲3ポイント以上の悪化は、景気の二番底が懸念された2009年12月以来。業況は、6月以降、持ち直しの動きに陰りが出ていたが、9月に入り停滞感が一層強まっている。景気回復の自律性が弱まる中、競争激化に伴う低価格での受注や、消費者の低価格志向を意識した値下げ競争により、収益確保は難しい状況が続いている。
 先行きについては、▲39.0(前月比▲1.8ポイント)と、2カ月連続でマイナス幅が拡大した。公共工事の減少、低価格での受注競争の激化、エコカー補助金終了による自動車生産の落ち込みに加え、円高の悪影響や消費の低迷など、先行きへの懸念を訴える声がかなり多い。
 項目別にみると、売上面では、全産業合計の売上DIは、▲34.1(前月比▲3.9ポイント)と、9カ月ぶりにマイナス幅が拡大した。産業別にみると、建設業と卸売業はほぼ横ばいとなったものの、他の3業種はマイナス幅が拡大した。
 採算面では、全産業合計の採算DIは、▲36.4(前月比▲1.6ポイント)と、9カ月ぶりにマイナス幅が拡大した。産業別にみると、建設業、卸売業はマイナス幅が縮小したものの、他の3業種は拡大した。
 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは、▲26.8となり、マイナス幅は9カ月ぶりに拡大した。産業別にみると、サービス業はほぼ横ばいとなったものの、他の4業種はマイナス幅が拡大した。
 仕入価格面では、全産業合計の仕入単価DIは、▲17.2となり、マイナス幅は2カ月連続で縮小した。産業別にみると、卸売業は、猛暑により、野菜等の価格が高止まりした影響でマイナス幅が拡大した。一方、他の4業種は縮小した。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは、▲11.5となり、マイナス幅は2カ月ぶりに拡大した。産業別にみると、建設業、製造業はほぼ横ばいとなったものの、他の3業種は過剰感が強まった。
 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。