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調査・研究

業況DIは、大幅悪化。日中関係による影響が拡大(LOBO調査2012年10月結果)

日本商工会議所が31日に発表した10月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、10月の全産業合計の業況DIは、▲32.6と、前月から▲6.0ポイントの大幅悪化。中国経済の減速に加え、日中関係の悪化により、自動車をはじめとした日本製品の不買運動に伴う国内メーカーの輸出低迷や減産対応、中国人観光客の急減など、製造業・非製造業を問わず広く影響が及んでいる。

先行きについては、先行き見通しDIが▲28.9(今月比+3.7ポイント)と、改善する見込み。堅調なスマートフォン関連がけん引することが見込まれるほか、冬物商品の動きが期待されることなどが要因。ただし、「悪化」から「不変」への変化が主因であり、実態はほぼ横ばい。超円高の定着や、穀物・原油価格の高止まりに加え、日中関係の悪化に伴う影響の長期化に懸念が強まっている。

項目別では、全産業合計の売上DIは▲27.5と、前月からマイナス幅は拡大。産業別にみても、全業種でマイナス幅が拡大している。

全産業合計の採算DIは▲29.4と、前月からマイナス幅は拡大。産業別にみても、全業種でマイナス幅が拡大している。

全産業合計の資金繰りDIは▲15.9と、前月からマイナス幅は拡大。産業別にみると、建設業ではマイナス幅が縮小、その他の4業種ではマイナス幅が拡大。

全産業合計の仕入単価DIは▲18.9と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、建設業、サービス業ではマイナス幅が拡大、小売業ではほぼ横這い、その他の2業種ではマイナス幅は縮小した。

 全産業合計の従業員DIは▲0.5と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、卸売業は人手過剰感が弱まり、小売業、サービス業は人手不足感が弱まった。その他の2業種はほぼ横ばい。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。