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会頭コメント

山口信夫名誉会頭のご逝去にあたって

山口信夫さんの突然の訃報に接し、大変驚いております。心から哀悼の意を表します。

山口さんは、平成13年に日本商工会議所・東京商工会議所の会頭に就任され、平成19年に退任されるまで、全国の商工会議所のリーダーとして、日本経済の発展、地域経済や中小企業の振興に大きな功績を残されました。こうした多大な功績に対して、平成19年4月には旭日大綬章の栄誉に浴されました。

気骨に溢れ、毅然とした風格の中にも、優しさと温かみを合わせ持たれる素晴らしいお人柄でした。

会頭に就任された際には「健康な日本の創造」を提唱され、中小企業が持つダイナミズムとバイタリティーが存分に発揮される日本経済と、潤いのある地域コミュニティの実現に取り組まれました。また、金融システム不安や「貸し渋り」「貸し剥がし」が強まる中にあっては、中小企業金融対策の拡充・強化に奔走され、資金調達手段の多様化やペイオフ解禁の延期などが実現に至りました。全国的な中心市街地の衰退が深刻化する中、まちづくり3法の抜本改正にも多大な貢献をされました。とりわけ外形標準課税の導入については、地域の雇用環境への影響や中小企業への大きな負担増への懸念から強力な反対活動を展開し、中小法人への導入回避に大きな役割を果されました。

  私にとりましても、会頭、名誉会頭のお立場から多くのご教示とご支援をいただいたことへの感謝の思いはひとしおと言えます。

お幾つになられても矍鑠としたお姿を拝見する度、まだまだご活躍をいただきたいとの思いが強かっただけに、哀惜の念を禁じ得ません。

心からご冥福をお祈り申しあげます。

 

平成22年9月14日

 

日本商工会議所

東京商工会議所