岡崎商工会議所(愛知県)ではこのほど、「歴史に学ぶまちづくり 観光文化都市を目指して」と題する調査報告書を取りまとめた。行政・関係機関などとの連携強化をはかり、魅力ある街づくりを目指す。
報告書では、観光産業の現状と課題、問題点を分析。現在ある観光施設などが集客に有効に生かされていない点を指摘している。観光振興には魅力ある街づくりが不可欠であるとし、魅力あるまちは人が引き付けられ観光客が訪れる場所であり、観光客を呼ぶための“客間”を作ることでなく成熟した社会にふさわしい質の高い“居間”をつくりそこに観光客を迎え入れるための工夫をするべきだとしている。また、街づくりは市民が参加し楽しめるものなければならないとして、市民がイベントスタッフなどの形で活躍できる場を多く創出し、市民の街づくりへの意識の向上やイベントを通じた交流による市民の人的ネットワークの構築の必要を説いている。
今後は、街づくりをテーマとしたフォーラムの開催などを通じて市民の観光に対する意識改革・普及啓発を推進し、市民参加型の観光振興と、それを実行する組織づくりを目指して商工会議所を中心に行政、観光協会などと協力・連携して新組織の立ち上げも呼びかけ、魅力のある街づくりを推進する。
同所では「フォーラムや勉強会などの開催を通じて、小学生から大学生も含めた幅広い層の市民から街づくりに関する提案や提言も募集し、そのアイデアも生かせるような街づくりをしていきたい」と話している。
問い合わせは、同所観光・地場産業担当(рO564・53・6190)まで。
−「会議所ニュース」9/11日号に詳細記事を掲載−