02.08.30 小泉総理の訪朝決定に対するコメント


   
 総理が朝鮮民主主義人民共和国への訪問を決めたのは結構なことだ。冷戦が終わっても分断されたままの朝鮮半島情勢が、東アジアの緊張の原因を成している。総理の訪朝は、日朝間の国交正常化、ひいては東アジアの平和と安定の枠組みを構築する上で一歩前進になると思う。
 北朝鮮にとっては、韓国と良好な関係を築くことが、米国や日本との関係改善の前提だが、南北対話の再開など流れは良い方向になりつつあると思う。
 一方、日朝間には、いわゆる拉致問題などの懸案事項がある。今回の訪朝でこれらの問題の解決に向けた進展がみられることを期待する。  

以上



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