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業況DIは、4カ月連続改善。先行きは慎重な見方が残り、横ばいを見込む(LOBO調査2017年6月結果)

 日本商工会議所が30日に発表した6月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、6月の全産業合計の業況DIは、▲14.5と、前月から+1.7ポイントの改善。電子部品、自動車関連の生産・輸出や、建設・設備投資の堅調な動きが続いているほか、それらの関連商品を中心に卸売業の業況感が改善した。また、インバウンドを含め好調な観光需要を取り込んだ小売業に持ち直しの動きがみられた。他方、消費者の節約志向や人手不足の影響拡大、原材料費・運送費の上昇を指摘する声が多く聞かれるなど、中小企業のマインドには依然として鈍さがみられる。
 先行きについては、先行き見通しDIが▲14.7(今月比▲0.2ポイント)とほぼ横ばいを見込む。輸出や設備投資の拡大に加え、インバウンドを含む観光需要や中元商戦、夏のセールなど、消費の回復に期待する声が聞かれる。他方、人手不足の影響拡大、消費者の節約志向、原材料費・運送費の上昇、地政学的リスクなどへの懸念から、中小企業においては業績改善に確信を持てない企業が多く、業況感は横ばい圏内との見方が続く。
 項目別では、全産業合計の売上DIは▲9.4と、前月から改善。産業別にみると、卸売業、小売業、サービス業で改善、その他の2業種で悪化した。
 全産業合計の採算DIは▲12.3と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、卸売業、小売業で改善、サービス業でほぼ横ばい、その他の2業種で悪化した。
 全産業合計の資金繰りDIは▲6.3と、前月から改善。産業別にみると、製造業、卸売業、サービス業で改善、その他の2業種ではほぼ横ばい。
 全産業合計の仕入単価DIは▲31.3と、前月から悪化。産業別にみると、製造業、卸売業、サービス業で悪化、その他の2業種でほぼ横ばい。
 全産業合計の従業員DI20.4と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、卸売業、小売業で人手不足感が弱まり、製造業、サービス業で人手不足感が強まった。建設業ではほぼ横ばい。 
 なお、今月の付帯調査は、「2017年度の所定内賃金の動向」について実施。
 詳細は、LOBO調査ホームページ(https://cci-lobo.jcci.or.jp/)を参照。