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業況DIは、足踏み状態が続く(LOBO調査2012年2月結果)

 日本商工会議所が29日に発表した2月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、2月の全産業合計の業況DIは、▲33.4と、前月から▲1.5ポイントと3ヵ月ぶりの悪化。製造業を中心に超円高に伴う輸出減少等の影響により、2011年10月以降、業況DIは▲35前後で足踏み状態に陥っている。
 先行きについては、先行き見通しDIが▲28.2(今月比+5.2ポイント)と、改善する見込み。海外経済の回復や超円高の是正、年度末・新年度を迎えることによる消費への期待感がでている。一方、第三次補正予算による復興需要の波及効果は徐々に及んでいるものの、本格化には至っていないことに加え、依然として厳しい水準にある円高や原油等の原材料価格の高止まりにより、先行きを懸念する声も多い。
 項目別にみると、売上面では全産業合計の売上DIは▲29.0(前月比▲3.0ポイント)とマイナス幅は2カ月連続で拡大。産業別にみると、建設業、製造業はほぼ横ばい、卸売業、小売業、サービス業はマイナス幅が拡大した。
 採算面では、全産業合計の採算DIは▲33.1(前月比▲3.8ポイント)と、前月からマイナス幅が拡大。産業別にみても全業種でマイナス幅が拡大している。
 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは▲19.5と、前月からほぼ横ばいで推移。産業別にみると、建設業、卸売業、サービス業はマイナス幅が縮小するものの、製造業はほぼ横ばい、小売業は拡大した。
 仕入価格面では、全産業合計の仕入単価DIは▲21.6と、前月からマイナス幅が縮小。産業別にみても全業種でマイナス幅が縮小。卸売業は、マイナス幅が大幅に縮小しているが、内訳をみると、「上昇」から「不変」への変化が主であり、総じて仕入単価は高止まりしている。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは▲2.8と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、建設業、サービス業はマイナス幅が拡大しているが、DIはマイナス一桁台での推移であり過剰感が強まっているわけではない。他の3業種はほぼ横ばい。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照