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業況DIは、マイナス幅が大幅縮小。震災からの回復基調が続く(LOBO調査10月結果)

日本商工会議所が31日に発表した10月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、 10月の全産業合計の業況DIは、▲34.3(前月比+5.3ポイント)と、今年7月以来の前月比+5ポイント以上の改善。復興需要が牽引役となり、震災からの回復基調が続いている。
 先行きについては、先行き見通しDIが▲30.8と、今月から+3.5ポイント改善する見通し。第三次補正予算の執行に伴う復興需要の本格化や、冬物商品の売上増への期待が出ている。しかし、超円高を背景とした、取引先による生産・販売拠点の海外移転や部材の海外調達の加速に加え、タイの洪水被害拡大に伴う生産への影響など、製造業を中心に先行きを懸念する声も多い。
 項目別にみると、売上面では、全産業合計の売上DIは▲27.5(前月比+7.5ポイント)と、3カ月ぶりにマイナス幅が縮小。産業別にみても、復興需要や自動車の増産に加え、冬の節電対策として、冬物商品の動きが堅調であること、自粛の反動から高額品の売上が上向いていることから、全ての業種でマイナス幅が縮小した。
 採算面では、全産業合計の採算DIは▲32.3(前月比+4.8ポイント)と、マイナス幅は2カ月ぶりに縮小。産業別にみても、原材料価格の上昇傾向が一段落し、採算が改善しつつあることから、全ての業種でマイナス幅が縮小した。
 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは▲22.2となり、マイナス幅は2カ月ぶりに縮小。産業別にみると、卸売業はマイナス幅が拡大、小売業はほぼ横ばいだったものの、他の3業種は縮小した。
 仕入価格面では、全産業合計の仕入単価DIは▲27.8と、原材料価格は前年比では依然高い状況が続いているが、総じて上昇傾向に一服感がみられる。産業別にみると、サービス業はマイナス幅が拡大、建設業はほぼ横ばいだったものの、他の3業種は縮小した。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは▲4.3となり、前月からほぼ横ばいで推移。産業別にみると、建設業は、復興需要などにより過剰感が大幅に弱まった。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照