トップページ > ニュースライン > 日商ニュース > 業況DIは、一部で好転の兆しがあるも、低水準で推移(LOBO調査1月結果)

日商ニュース

業況DIは、一部で好転の兆しがあるも、低水準で推移(LOBO調査1月結果)

 日本商工会議所が31日に発表した1月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DIは▲38.7(前月比▲0.6ポイント)と、前月からほぼ横ばい。景気回復につながる明るい材料は依然乏しく、業況は、昨年6月以降、低水準で推移している。受注の減少に伴う価格競争の激化や消費者の節約志向、円高の長期化に加え、ここにきて多くの原材料価格が高騰していることが、企業経営に悪影響を及ぼしている。
 先行きについては、▲38.6(前月比+2.1ポイント)とほぼ横ばい。原材料の一部では、一段の価格上昇が見込まれるなど、厳しい見通しを訴える声が多いものの、売上の増加など先行きに期待する声もみられる。
 項目別にみると、売上面では、全産業合計の売上DIは▲31.6(前月比▲3.6ポイント)と、4カ月ぶりにマイナス幅が縮小した。産業別にみると、建設業、小売業はほぼ横ばいとなったものの、他の3業種は拡大した。
 採算面では、全産業合計の採算DIは▲34.4(前月比+0.1ポイント)と、前月からほぼ横ばいで推移した。産業別にみると、製造業、卸売業、サービス業はマイナス幅が拡大したものの、他の2業種は縮小した。
 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは▲27.0と、マイナス幅は2カ月連続で拡大した。産業別にみると、建設業、小売業はマイナス幅が縮小したものの、他の3業種は拡大した。
 仕入価格面では、全産業合計の仕入単価DIは▲18.3となり、マイナス幅は2カ月連続で拡大した。産業別にみると、卸売業、サービス業はマイナス幅が縮小したものの、他の3業種は拡大した。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは▲9.0となり、前月からほぼ横ばいとなった。産業別にみると、製造業、卸売業は過剰感が強まったものの、小売業はほぼ横ばい、他の2業種は過剰感が弱まった。
 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。