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業況DIは、7カ月振りにマイナス幅が拡大(LOBO調査9月結果)

 日本商工会議所が30日に発表した9月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、 ▲61.4と、前月に比べ▲1.8ポイントとなり、7カ月振りにマイナス幅が拡大した。
 産業別にみると、業況DIのマイナス幅は、卸売業を除く、他の4業種で拡大した。
 景気に関する声、当面する問題としては、各地からは、経済対策の効果などから、売上は持ち直しの動きがみられるが、競争激化による低価格受注や販売単価の低下から企業収益は厳しい状態が続いている。先行きについては、雇用・所得情勢の悪化や設備投資の減退など需要低迷、売上の長期停滞などにより、継続的な資金繰りが限界に達しつつあるという声が多い。また、建設業を中心に政権交代による公共工事など補正予算の凍結や、燃料や一部の原材料(銅や砂糖など)の価格上昇、円高を懸念する声が出ている。また、秋以降の新型インフルエンザの感染拡大による景気の下振れを懸念する声も強い。
 売上面では、全産業合計の売上DIは、▲58.4となり、前月に比べると▲0.5ポイントと、6カ月振りにマイナス幅が拡大した。産業別にみると、卸売業、小売業を除く、他の3業種でマイナス幅が拡大した。
 採算面では、全産業合計の採算DIは、▲57.1となり、前月に比べると▲0.1ポイントと、ほぼ横ばいとなった。産業別にみると、DI値のマイナス幅は、建設業、製造業で拡大した。
 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは、▲40.1となりマイナス幅が拡大した。産業別にみると、建設業、サービス業の2業種でマイナス幅が拡大した。
 仕入単価面では、全産業合計の仕入単価DIは▲10.3となり、上昇感は弱まっている。産業別にみると、建設業、小売業、サービス業の3業種で上昇感が弱まっている。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは、▲20.5となり過剰感は強まった。産業別にみると、建設業、製造業、卸売業の3業種で過剰感が強まった。
 向こう3カ月(10月~12月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DI(今月比ベース)が▲46.4と前月とほぼ同水準であるが、昨年同時期の先行き見通し(▲54.6)に比べて8ポイント以上マイナス幅が縮小している。
 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。