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業況DIは、依然厳しい水準ながら2カ月連続でマイナス幅が縮小(LOBO調査4月結果)

 30日に発表した4月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、▲70.4となり、依然として厳しい状況が続いているものの、前月に比べ+2.4ポイントと2カ月連続でマイナス幅は縮小している。

 産業別にみると、DI値のマイナス幅は、すべての業種で依然厳しい水準ながら、製造業を除く、すべての業種でマイナス幅は縮小した。

 景気に関する声、当面する問題としては、世界的な景気悪化の影響により、製造業を中心に、受注や売上の減少、雇用の過剰感など引き続き厳しい状況を訴える声が寄せられている。他方、高速道路料金の値下げや定額給付金などの効果、期待感も出てきている。

 全産業合計の売上DIは、▲66.2となり、依然厳しい状況ながら1年ぶりにマイナス幅が縮小した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は建設、製造で拡大したものの、他の3業種では縮小した。

 全産業合計の採算DIは、マイナス幅がほぼ横ばいの▲66.3となり、引き続き低水準で推移した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は建設、製造で拡大したものの、他の3業種では縮小した。製造は、2009年2月と同値となる調査開始後の最悪値を記録した。

 全産業合計の資金繰りDIは、▲46.9となりマイナス幅が縮小した。産業別にみると、製造を除きマイナス幅が縮小した。DI値のマイナス幅は、製造が調査開始後の最悪値を記録した。

 全産業合計の仕入単価DIは▲15.4となり、上昇感が弱まった。産業別にみると、卸売を除く、すべての業種で上昇感が弱まっている。

 全産業合計の従業員DIは、調査開始後の最悪値を記録。産業別にみると、DI値は製造、卸売、小売で過剰感が強まった一方、他の2業種はほぼ横ばいとなった。中でも製造は、調査開始後の最悪値を記録した。

 向こう3カ月(5月~7月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DI(今月比ベース)が▲60.3と、昨年同時期の先行き見通し(▲47.1)に比べて13ポイント以上悪化している。産業別にみても、すべての業種で昨年同時期の先行き見通しに対しマイナス幅が拡大している。

 

本調査結果の詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。