トップページ > ニュースライン > 日商ニュース > 業況DIは、最悪値を3カ月連続で更新(LOBO調査2月結果)

日商ニュース

業況DIは、最悪値を3カ月連続で更新(LOBO調査2月結果)

 27日に発表した2月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲71.3)よりマイナス幅が2.1ポイント拡大して▲73.4となり、1989年4月の調査開始後の最悪値を記録した。
 産業別にみると、DI値のマイナス幅は卸売でほぼ横ばいとなったものの、他の4業種では拡大した。特に製造、サービスは調査開始後の最悪値を記録。
 景気に関する声、当面する問題としては、原油や一部原材料価格の下落により、採算の改善を期待といった声があるものの、受注の大幅な減少や売上の低迷により、収益面では厳しい状況。また、米国金融危機の影響に伴う先行きへの不安や、金融機関の貸出姿勢の厳格化などを訴える声も非常に多い。このため、雇用面では過剰感が前月以上に強まっており、人員削減や倒産・廃業の増加に関する声が各業種から寄せられている。
 全産業合計の売上DIは、マイナス幅が3.0ポイント拡大して▲67.7となり、11カ月連続で悪化、調査開始後の最悪値を記録した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は建設、卸売で縮小したものの、他の3業種では拡大した。中でも製造、小売、サービスは、調査開始後の最悪値を記録。
 全産業合計の採算DIは、マイナス幅が2.8ポイント拡大して▲67.9となり、11カ月連続で悪化、調査開始後の最悪値を記録した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は卸売で縮小したものの、他の4業種では拡大した。中でも製造、小売、サービスは、調査開始後の最悪値を記録。
 全産業合計の資金繰りDIは、調査開始以来最悪の水準。産業別にみると、DI値のマイナス幅は卸売で縮小したものの、他の4業種で拡大した。中でも、建設、製造、小売、サービスは、調査開始後の最悪値を記録。
 全産業合計の仕入単価DIは▲28.0となり、上昇感が6カ月連続で弱まった。産業別にみても、すべての業種で上昇感が弱まっている。
 全産業合計の従業員DIは、過剰感が3カ月連続で強まり▲20.2と、調査開始以来最悪の水準。産業別にみても、DI値は建設でほぼ横ばいとなったものの、他の4業種では過剰感が強まった。中でもサービスは、調査開始後の最悪値を記録。
 向こう3カ月(3月~5月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DI(今月比ベース)が▲67.1と、昨年同時期の先行き見通し(▲41.6)に比べて25ポイント以上悪化している。産業別にみても、すべての業種で昨年同時期の先行き見通しに対し、16ポイント以上マイナス幅が拡大している。
 本調査結果の詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。