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業況DI、採算DIは10年ぶりの低水準(LOBO調査10月結果)

 日本商工会議所が31日に発表した10月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲61.2)よりマイナス幅が3.4ポイント拡大して▲64.6となり、98年10月以来の低水準となった。
 産業別の業況DIは、製造で横ばいだったものの、他の4業種はマイナス幅が拡大した。
 景気に関する声、当面する問題としては、原油価格の下落により、今後に期待といった声があるものの、各種原材料価格の高止まりや消費マインドの冷え込みにより、採算面では厳しい状況。また、米国金融危機の影響による先行きへの不安や、金融機関の貸出姿勢の厳格化などを訴える声が多くなっている。
 全産業合計の売上DIは、マイナス幅が6.4ポイント拡大して▲52.9となり、7カ月連続で悪化した(02年2月以来の低水準)。産業別にみると、DI値のマイナス幅は卸売で縮小したものの、他の4業種では拡大した。中でも、建設は98年7月、小売は98年10月、サービスは98年12月以来の低水準。
 全産業合計の採算DIは、マイナス幅が1.4ポイント拡大して▲59.1となり、7カ月連続で悪化した(98年10月以来の低水準)。産業別にみると、DI値のマイナス幅は卸売で縮小し、建設、製造でほぼ横ばいだったものの、他の2業種では拡大した。中でも、サービスは調査開始以来、最悪の水準を記録した。
 全産業合計の資金繰りDIは2カ月連続で悪化した(02年2月以来の低水準)。産業別にみても、DI値のマイナス幅はすべての業種で拡大した。
全産業合計の仕入単価DIは、▲55.1となり、前月から縮小。産業別にみても、仕入単価の上昇感はすべての業種でマイナス幅が縮小している。
 全産業合計の従業員DIは過剰感が3.5ポイント強まり、03年8月以来の水準となった。産業別にみると、DI値は卸売でほぼ横ばいだったものの、小売で過剰に転じ、他の3業種で過剰感が強まった。
 向こう3カ月(11月~09年1月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DI(今月比ベース)が▲60.5と、昨年同時期の先行き見通し(▲29.8)に比べて30ポイント以上悪化している。産業別にみても、すべての業種で昨年同時期の先行き見通しに対し、マイナス幅が拡大している。

 本調査結果の詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照