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各種原材料価格高騰の影響で厳しい状況、仕入単価DIは最悪値を更新

 29日に発表した8月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、6年ぶりにマイナス60台を記録した前月水準(▲60.5)よりマイナス幅が1.7ポイント縮小して▲58.8となり、悪化傾向に一服感が見られるものの、引き続き厳しい状況。
 産業別の業況DIは、卸売、小売でマイナス幅が拡大し、他の3業種も低水準で推移している。
 景気に関する声、当面する問題としては、製造など一部に好調(新興国向けの造船など、鉄鋼、機械関係の受注増加等)、先行き期待という声があるものの、その受注量・受注額ともに減少しつつあるという声もあり、今後は鈍化傾向となる見込み。また、仕入価格の高騰に伴う採算の悪化、消費の低迷による売上の減少などを訴える声が依然として強い。
 全産業合計の売上DIは、マイナス幅が0.6ポイント拡大して▲45.2となり、5カ月連続で悪化した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は建設、サービスで縮小したものの、他の3業種で拡大した。
 全産業合計の採算DIは、マイナス幅が0.5ポイント拡大して▲56.4となり、5カ月連続で悪化した。産業別にみると、DI値のマイナス幅はサービスで縮小したものの、他の4業種で拡大した。
 全産業合計の資金繰りDIは、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、DI値のマイナス幅は建設、製造、小売で拡大し、卸売で横ばい、サービスも低水準で推移した。
 全産業合計の仕入単価DIは調査開始以来最悪の水準を更新し、▲60.9となった。産業別にみると、仕入単価の上昇感は卸売で弱まったものの、他の4業種で強まった。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは前月からほぼ横ばい。産業別にみると、DI値は建設、卸売で過剰感が強まったものの、他の3業種で過剰感が弱まった。
 向こう3カ月(9月~11月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DI(今月比ベース)は▲56.9と、昨年同時期の先行き見通し(▲27.4)に比べて29ポイント以上悪化している。産業別にみても、すべての業種で昨年同時期の先行き見通しに対し、21ポイント以上マイナス幅が拡大している。
 本調査結果の詳細は、http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.htmlを参照。