トップページ > ニュースライン > 日商ニュース > 業況DIは6年ぶりにマイナス60台へ、仕入単価DIは最悪の水準で推移(7月LOBO調査結果)

日商ニュース

業況DIは6年ぶりにマイナス60台へ、仕入単価DIは最悪の水準で推移(7月LOBO調査結果)

 31日に発表した7月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲56.0)よりマイナス幅が4.5ポイント拡大し▲60.5となり、02年2月以来、6年ぶりにマイナス60台を記録した。
 産業別の業況DIは、小売を除く4業種でマイナス幅が拡大した。
 景気に関する声、当面する問題としては、製造など一部に好調(鉄鋼、機械関係の受注増加等)、先行き期待という声があるものの、仕入価格の高騰に伴う採算の悪化、消費の低迷による売上の減少などを訴える声がかなり多い。
 全産業合計の売上DIは、マイナス幅が0.5ポイント拡大して▲44.6となり、4カ月連続で悪化した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は小売で縮小したものの、他の4業種で拡大した。
 全産業合計の採算DIは、マイナス幅が1.9ポイント拡大して▲55.9となり、4カ月連続で悪化した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は建設でほぼ横ばい、小売で縮小したものの、他の3業種で拡大した。
 全産業合計の資金繰りDIは、マイナス幅が5.9ポイント拡大して▲37.8となり、4カ月連続で悪化した。産業別にみても、DI値のマイナス幅はすべての業種で拡大した。
 全産業合計の仕入単価DIはマイナス幅が0.4ポイント縮小して▲59.4となり、調査開始以来最悪の先月の水準からほぼ横ばいとなった。産業別にみると、仕入単価の上昇感は卸売、小売、サービスで拡大し、他の2業種も引き続き低水準で推移している。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは▲9.0と、過剰感は3カ月連続で強まった。産業別にみても、DI値はサービスで過剰感が弱まったものの、小売で過剰感に転じ、他の3業種で過剰感が強まった。
 向こう3カ月(8月~10月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DI(今月比ベース)は▲58.4と、昨年同時期の先行き見通し(▲24.0)に比べて34ポイント以上も悪化している。産業別にみても、すべての業種で昨年同時期の先行き見通しに対し、25ポイント以上マイナス幅が拡大している。
 本調査結果の詳細は、http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.htmlを参照。