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業況はさらに悪化、仕入単価DIは最悪の水準に(6月LOBO調査結果)

 30日に発表した6月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲52.9)よりマイナス幅が3.1ポイント拡大し▲56.0となり、3カ月連続で悪化するなど、さらに厳しい状況となった(02年2月以来の低水準)。
 産業別の業況DIは、すべての業種でマイナス幅が拡大した。
 景気に関する声、当面する問題としては、製造など一部に好調(鉄鋼、機械関係の受注増加等)、先行き期待という声があるものの、仕入価格の高騰に伴う採算の悪化、消費の低迷による売上の減少などを訴える声が多く聞かれる。
 全産業合計の売上DIは、マイナス幅が2.6ポイント拡大して▲44.1となり、3カ月連続で悪化した。産業別にみても、DI値のマイナス幅はすべての業種で拡大した。
 全産業合計の採算DIは、マイナス幅が3.6ポイント拡大して▲54.0となり、3カ月連続で悪化した。産業別にみても、DI値のマイナス幅はすべての業種で拡大した。
 全産業合計の資金繰りDIは、マイナス幅が0.9ポイント拡大して▲31.9となり、3カ月連続で悪化した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は製造、卸売、小売で拡大し、他の2業種も引き続き低水準で推移している。
 全産業合計の仕入単価DIはマイナス幅が4.1ポイント拡大して▲59.8となり、調査開始以来最悪の水準となった。産業別にみても、仕入単価の上昇感は、すべての業種で強まった。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは▲7.9と、過剰感は2カ月連続で強まった。産業別にみても、DI値はサービスで過剰感が弱まったものの、小売で不足感が弱まり、他の3業種で過剰感が強まった。
 向こう3カ月(7月~9月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DI(今月比ベース)は▲52.1と、昨年同時期の先行き見通し(▲25.1)に比べて27ポイントも悪化している。産業別にみても、すべての業種で昨年同時期の先行き見通しに対し、17ポイント以上マイナス幅が拡大している。

本調査結果の詳細は、http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.htmlを参照。