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業況は引き続き厳しい状況、仕入単価DIは最悪値を更新(3月LOBO調査結果)

 日本商工会議所が31日に発表した3月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、大幅に悪化した1月(▲47.9)以降、ほぼ横ばいで、今月も▲46.9と厳しい水準となった。
 産業別の業況DIは、建設、製造でマイナス幅がわずかに拡大し、サービス、小売は横ばい、卸売は縮小した。なお、卸売は約10ポイント改善しているものの、この主因は1、2月の大幅なマイナスからの反動等と思われる。
 景気に関する声、当面する問題としては、小売など一部に好調(気温上昇に伴う春物衣料の売上増加等)、先行き期待という声があるものの、仕入価格の高騰に伴う採算の悪化、消費の低迷による売上の減少などを訴える声が多く聞かれる。
 全産業合計の売上DIは、マイナス幅が5.3ポイント縮小して▲30.1となり、 2カ月連続で改善した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は建設で拡大したものの、他の4業種では縮小した。
全産業合計の採算DIは、マイナス幅が2.1ポイント縮小して▲42.8となり、2カ月連続でわずかに改善した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は建設、製造で拡大したものの、他の3業種では縮小した。
 全産業合計の資金繰りDIは、マイナス幅が2.6ポイント縮小して▲28.4となり、7カ月ぶりにわずかに改善した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は製造はほぼ横ばいとなったものの、他の4業種では縮小した。
 全産業合計の仕入単価DIは、13カ月連続で悪化して▲51.6となり、調査開始以来最悪の水準を更新している。産業別にみても、仕入単価の上昇感は全ての業種で強まった。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは▲3.8と、過剰感は前月(▲4.1)からほぼ横ばい。産業別にみると、DI値は小売で不足感が強まったものの、製造でほぼ横ばい、建設、卸売、サービスで過剰感が強まった。
 向こう3カ月(4月~6月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DI(今月比ベース)が▲43.1と、昨年同時期の先行き見通し(▲20.8)に比べて大幅に悪化している。産業別にみても、全ての業種で昨年同時期の先行き見通しに対し、18ポイント以上の悪化となっている。

 本調査結果の詳細は、http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.htmlを参照。