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業況、売上、採算とも2カ月連続で悪化、仕入単価の上昇は8カ月連続(10月LOBO調査結果)

 日本商工会議所が31日に発表した10月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲33.6)よりマイナス幅が1.3ポイント拡大して▲34.9となり、2カ月連続でマイナス幅が拡大した。
 産業別の業況DIは、製造でマイナス幅が縮小、小売で横ばいとなっているものの、他の3業種で拡大した。
 景気に関する声、当面する問題としては、各業種から業況好調、気温低下の影響などによる売上増加、先行き期待という声が寄せられている一方、業況低迷、仕入コストの上昇による採算悪化、消費の低迷による売上減少などを訴える声も聞かれる。
 売上面では、全産業合計の売上DIは、マイナス幅が0.3ポイント拡大して▲27.8となり、2カ月連続で拡大した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は卸売、小売で縮小したものの、他の3業種で拡大した。
 採算面では、全産業合計の採算DIは、マイナス幅が2.6ポイント拡大して▲33.5となり、2カ月連続で拡大した。産業別にみると、DI値のマイナス幅はすべての業種で拡大した。
 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは、悪化超感が2.1ポイント強まって▲21.8となり、2カ月連続で強まった。産業別にみると、DI値の悪化超感は製造で縮小したものの、他の4業種で強まった。
 仕入単価面では、全産業合計の仕入単価DIは、上昇超感が1.2ポイント強まって▲35.9となり、8カ月連続で強まった。産業別にみると、DI値の上昇超感は製造、卸売で弱まったものの、他の3業種で強まった。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは、過剰超感が0.6ポイント弱まって▲0.3となり、3カ月連続で弱まった。産業別にみると、DI値は建設で過剰超感が強まり、小売で不足超感が弱まったものの、製造で不足超感に転じ、サービスで横ばい、卸売で過剰超感が弱まった。
 向こう3カ月(11月~1月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DI(今月比ベース)が▲29.8と、昨年同時期の先行き見通し(▲20.7)に比べて悪化している。

 本調査結果の詳細は、http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.htmlを参照。