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全指標が悪化、業況DIは5カ月ぶり(6月LOBO調査結果)

 日本商工会議所が6月29日に発表した商工会議所LOBO(早期景気観測)調査の6月結果によると、全産業合計の業況DI(前年同月比ベース、以下同じ)は、前月水準(▲25.1)よりマイナス幅が4.4ポイント拡大して▲29.5となり、5カ月ぶりに悪化した。
 産業別の業況DIは、全ての業種でマイナス幅が拡大・悪化した。
 景気に関する声、当面する問題としては、受注確保、売上増加、先行き期待という声が寄せられている一方、売上減少、業況低迷、仕入や金利コストの上昇による採算悪化などを訴える声も聞かれる。
 売上面では、全産業合計の売上DIは、マイナス幅が1.5ポイント拡大して▲21.4となり、2カ月ぶりに悪化した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は小売で縮小・改善したものの、他の4業種で悪化した。
 採算面では、全産業合計の採算DIは、マイナス幅が2.3ポイント拡大して▲27.5となり、2カ月ぶりに悪化した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は建設で縮小・改善したものの、他の4業種で悪化した。
 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは、悪化超感が1.6ポイント強まって▲19.8となり、3カ月ぶりに強まった。産業別にみると、DI値の悪化超感はサービスで弱まったものの、他の4業種で強まった。
 仕入単価面では、全産業合計の仕入単価DIは、上昇超感が1.7ポイント強まって▲30.1となり、4カ月連続で強まった。産業別にみると、DI値の上昇超感はすべての業種で強まった。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは、5カ月ぶりに不足超感から過剰超感に転じた。産業別にみると、DI値は製造で不足超感が強まったものの、小売、サービスで不足超感が弱まり、建設、卸売で過剰超感が強まった。
 向こう3カ月(7月~9月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DI(今月比ベース)が▲25.1と、昨年同時期の先行き見通し(▲22.2)に比べて悪化している。


※本調査結果の詳細は、http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html参照。