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業況DIは2カ月連続改善も、仕入コスト増、金利引上げの影響あり(3月LOBO調査結果)

 日本商工会議所が3月30日に発表した商工会議所LOBO(早期景気観測)調査の3月結果によると、全産業合計の業況DIは、前月水準(▲27.8)よりマイナス幅が1.8ポイント縮小して▲26.0となり、2カ月連続でマイナス幅が縮小・改善した。
 産業別の業況DIは、建設、製造、卸売でマイナス幅が拡大・悪化したものの、ほかの2業種で縮小・改善した。
 景気に関する声、当面する問題としては、受注確保、消費好調、来店者数増加、先行き期待という声が寄せられている一方、公共工事の減少、気温低下による消費の低迷など業況低迷、仕入コスト・借入金利の上昇による採算悪化、日銀利上げによるマイナス影響への懸念を訴える声も聞かれる。
 売上面では、全産業合計の売上DIは、マイナス幅が0.2ポイント縮小して▲19.5となり、2カ月連続で縮小・改善した。産業別にみると、DI値は建設、製造、卸売でマイナス幅が拡大・悪化したものの、ほかの2業種で縮小・改善した。
 採算面では、全産業合計の採算DIは、マイナス幅が0.7ポイント縮小して▲24.7となり、2カ月連続で縮小・改善した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は建設、製造、卸売で拡大・悪化したものの、ほかの2業種で縮小・改善した。
 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは、悪化超感が0.6ポイント強まって▲20.1となり、2カ月ぶりに強まった。産業別にみると、DI値の悪化超感は卸売、小売で弱まったものの、ほかの3業種で強まった。
 仕入単価面では、全産業合計の仕入単価DIは、上昇超感が2.2ポイント強まって▲23.2となり、3カ月ぶりに強まった。産業別にみると、DI値の上昇超感はサービスで弱まったものの、ほかの4業種で強まった。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは、不足超感が0.1ポイント弱まって0.5となった。産業別にみると、DI値は卸売で過剰超感が弱まり小売で不足超感が強まったものの、建設で過剰超感が強まり他の2業種で不足超感が弱まった。
 向こう3カ月(4月~6月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DIが▲20.8と、昨年同時期の先行き見通し(▲18.4)に比べて悪化している。

※本調査結果の詳細は、http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html参照。