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業況DIが2カ月ぶりにマイナス幅縮小(10月LOBO調査結果)

 日本商工会議所が本日発表した商工会議所LOBO(早期景気観測)調査の10月結果によると、全産業合計の業況DI(前年同月比)は、前月水準(▲27.0)よりマイナス幅が1.8ポイント縮小して▲25.2となった。2カ月ぶりにマイナス幅が縮小した。
 産業別の業況DIは、卸売、小売でマイナス幅が拡大したものの、他の3業種で縮小した。各業種から業況好調、売上増加、消費回復、先行き期待という声が寄せられた一方で、売上単価の低下や消費の低迷など業況低迷、仕入コストの上昇や人件費増による採算悪化、借入金利の上昇懸念、先行き不透明感を訴える声も聞かれた。
 売上面では、全産業合計の売上DIは、マイナス幅が2.5ポイント縮小して▲16.6となり、2カ月ぶりに縮小。産業別にみると、DI値のマイナス幅は卸売とサービスで拡大したものの、建設と小売で縮小し、製造でDI値がマイナスからプラスに転じた。
 採算面では、全産業合計の採算DIは、マイナス幅が3.1ポイント縮小して▲26.1となり、2カ月ぶりに縮小した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は卸売で拡大したものの、他の4業種で縮小した。
 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは、悪化超感が0.7ポイント強まって▲19.2となり、2カ月連続で強まった。産業別にみると、DI値の悪化超感はサービスで弱まったものの、他の4業種で強まった。
 仕入単価面では、全産業合計の仕入単価DIは、上昇超感が2.9ポイント弱まって▲27.1となり、2カ月連続で弱まった。産業別にみると、DI値の上昇超感は全業種で弱まった。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは、過剰超感が0.9ポイント強まって▲0.2となり、2カ月ぶりに強まった。産業別にみると、DI値はサービスで不足超感が弱まる一方、建設、卸売で過剰超感が弱まり、製造、小売で不足超感が強まった。
 先行き見通し(11~1月)については、全産業合計の業況DI(今月比)は▲20.7と、昨年同時期(▲23.5)に比べて改善している。
 詳細はhttp://www.jcci.or.jp/lobo/200610.htmlを参照。