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「鶏口牛後」でニッチ戦略(観光振興大会2006函館)

 「移住の促進」をメーンテーマに、長期滞在型観光の新しいビジネスヒントを提示する「観光振興大会2006inはこだて」。島田晴雄内閣府特命顧問や3名の観光カリスマ、「温泉力」で有名な松田忠徳札幌国際大学教授ら多彩な講師が登場するが、本大会のパネルディスカッションに登場する江村林香氏は異色の存在だ。
 江村氏が社長をつとめる㈱エアトランセは2004年に設立されたコミューター便の航空会社。現在、函館―帯広便等を開業している。江村氏は航空業界初の女性社長だ。
 経歴はまさにアントレプレナー。短大卒業後、「鶏口となるも牛後となるなかれ」の座右の銘に従い、敢えてオーナーと役員しかいない小さな旅行会社を就職先に選択。「観光ガイドタクシー」というアイデアで大成功を収め、若干26歳で取締役。その後、自らも会社を立ち上げ、社長となった。プライベートも順調で、まさに絵に描いたような成功を手に入れる。
 そんな時に、エアトランセの前身会社のオーナーから「航空会社を引き受けてくれないか」と連絡を受け、ほぼ即決で転身。函館に渡り、許認可だけでも大変な航空会社を無事立ち上げた・・・。江村氏は島田晴雄氏主催のビジネス塾「島田塾」に参加。島田氏も経営者としての江村氏を高く評価している。ニッチで一番になるビジネス戦略は観光振興のヒントにもなりそうだ。
 パネルディスカッションには、江村氏、島田氏のほか、浜野安宏氏(アウトドア派の都市プロデューサー、「小説さかなかみ」など著書多数)、丁野朗氏(社会経済生産性本部余暇総研研究主幹)が登場。

★「観光振興大会2006inはこだて-体験・滞在型観光の振興と移住の促進」は10月12・13日、北海道函館市で開催。詳細は、
http://www.jcci.or.jp/kanko/kankotaikai2006.htmlをご覧ください。