トップページ > ニュースライン > 日商ニュース > 業況DIは3カ月ぶりにマイナス幅縮小・改善(LOBO調査)

日商ニュース

業況DIは3カ月ぶりにマイナス幅縮小・改善(LOBO調査)

 日本商工会議所が2日に発表した商工会議所LOBO(早期景気観測)調査の7月結果によると、全産業合計の業況DIは、前月水準(▲27.5)よりマイナス幅が3.5ポイント縮小して▲24.0となり、3カ月ぶりにマイナス幅が縮小・改善した。
 産業別の業況DIは、卸売でマイナス幅が拡大したものの、他の4業種で縮小した。
 景気に関する声、当面する問題としては、各業種から業況好調、売上増加、消費好調、先行き期待という声が寄せられている一方、依然として原油・素材価格の高騰による仕入・輸送コストの上昇、受注の減少等による景況の停滞感、天候不順による来店者数の減少など消費の低迷、借入金利上昇による資金繰り悪化に対する懸念など先行き不安を訴える声も聞かれる。
 売上面では、全産業合計の売上DIは、マイナス幅が1.7ポイント縮小して▲19.1となり、2カ月ぶりに縮小した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は製造、卸売で拡大したものの、他の3業種で縮小した。
 採算面では、全産業合計の採算DIは、マイナス幅が2.7ポイント縮小して▲27.0となり、3カ月ぶりに縮小した。産業別にみると、DI値のマイナス幅は卸売、サービスで拡大したものの、他の3業種で縮小した。
 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは、悪化超感が0.6ポイント弱まって▲17.7となり、3カ月ぶりに弱まった。産業別にみると、DI値の悪化超感は小売、サービスで強まったものの、他の3業種で弱まった。
 仕入単価面では、全産業合計の仕入単価DIは、上昇超感が1.4ポイント強まって▲28.5となり、4カ月連続で強まった。仕入単価DIは、平成3年5月の調査開始以来の最低値であった前月水準(▲27.1)よりもさらに上昇超感が強まった。産業別にみると、DI値の上昇超感はサービスで弱まったものの、他の4業種で強まった。
 従業員面では、全産業合計の従業員DIは、過剰超感が0.7ポイント弱まって▲1.4となり、3カ月ぶりに弱まった。産業別にみると、DI値の過剰超感は建設で弱まり、卸売で強まった一方、製造で不足超感に転じるとともに、小売とサービスでは不足超感が強まった。
 向こう3カ月(8月~10月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DI(今月比ベース)が▲21.3と、昨年同時期の先行き見通し(▲26.6)に比べて改善している。


※本調査結果の詳細は、http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html参照。