トップページ > ニュースライン > 日商ニュース > 業況DI、再びマイナス幅拡大(LOBO調査)

日商ニュース

業況DI、再びマイナス幅拡大(LOBO調査)

 日本商工会議所が1日に発表した商工会議所LOBO(早期景気観測)調査の1月結果によると、全産業合計の業況DIは、前月水準(▲25.1)よりマイナス幅が1.8ポイント拡大して▲26.9となった。業況DIは4カ月ぶりに悪化を示したものの、平成14年1月を“谷”とする今回の景気拡大局面においては、依然として先月の▲25.1、16年7月と4月の▲25.7、▲26.8に次ぐ水準にある(グラフ)
 業種別の業況DIでは、製造でマイナス幅が縮小・改善したものの、ほかの4業種で拡大・悪化したため、全産業合計の業況DIもマイナス幅が拡大・悪化する結果となった。
 「業況好調」「売上増加」「消費回復」「先行き期待」という声の一方、依然として公共事業の縮小、原油・素材価格の高騰、大雪の影響などによる「景況の停滞感」、客数の減少や客単価の下落など「消費の低迷」「先行き不安」を訴える声が寄せられている。大雪による影響については、「除雪作業の受託が増加した」(土木工事)との声がある一方、「大雪による来店者数減少に伴い売上も減少」(パン・菓子製造)、「大雪と灯油価格高騰により仕入コストが上昇している」(旅館)といったコメントが寄せられている。
 売上面では、DI値のマイナス幅が卸売で縮小したものの、ほかの4業種で拡大したため、全産業合計の売上DIは3.5ポイント拡大して▲22.4となった。採算面でも、DI値のマイナス幅が製造で縮小したものの、ほかの4業種で拡大したため、全産業合計の採算DIは2.0ポイント拡大して▲28.5となり、売上・採算ともにマイナス幅が3カ月ぶりに拡大・悪化した。
 向こう3カ月(2月~4月)の先行き見通しについては、全産業合計の業況DIが▲21.3と、昨年同時期の先行き見通し(▲33.1)に比べて改善している。

※本調査結果の詳細は、http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html参照。