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業況DIの改善は、足元で一服。先行きは、横ばい圏内の動きが続く(LOBO調査2017年1月結果)

 日本商工会議所が31日に発表した1月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、1月の全産業合計の業況DIは、▲23.0と、前月から▲1.3ポイントの悪化。寒波などの天候不順に伴う客足減少や消費者の節約志向、人手不足の影響から、小売業、サービス業などの業況感が悪化した。また、円安進行による原材料価格の値上りを指摘する声が聞かれた。他方、自動車や電子部品関連を中心に生産・輸出が持ち直しているほか、住宅などの民間工事の堅調な動きを指摘する声も多く聞かれた。中小企業の景況感は、総じてみれば緩やかな回復基調が続いているものの、足元で一服感がみられている。
 先行きについては、先行き見通しDIが▲21.0(今月比+2.0ポイント)と改善を見込むものの「悪化」から「不変」への変化が主因であり実体はほぼ横ばい。株高進行による消費拡大や設備投資の増加、海外経済の回復に期待する声が聞かれる。他方、消費低迷の長期化や人手不足の影響拡大、米国新大統領の政策の不透明感、為替の大幅な変動などへの懸念から、中小企業においては先行きに慎重な見方が続く。
 項目別では、全産業合計の売上DIは▲19.8と、前月から悪化。産業別にみると、製造業でほぼ横ばい、その他の4業種で悪化した。 
 全産業合計の採算DIは▲21.4と、前月から悪化。産業別にみると、製造業で改善、その他の4業種で悪化した。
 全産業合計の資金繰りDIは▲11.8と、前月から悪化。産業別にみると、製造業、小売業で改善、その他の3業種で悪化した。
 全産業合計の仕入単価DIは▲26.8と、前月から改善。産業別にみると、卸売業、小売業、サービス業で改善、その他の2業種で悪化した。
 全産業合計の従業員DIは17.6と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、建設業で人手不足感が強まり、卸売業、サービス業で人手不足感が弱まった。その他の2業種ではほぼ横ばい。 
 なお、今月の付帯調査は、「2016年度の新卒採用の動向」、「経営上望ましい為替水準」について実施。
 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。