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業況DIは、引き続き回復に遅れ。先行きも不透明感から足踏みが続く見込み(LOBO調査2014年10月結果)

 日本商工会議所が31日に発表した10月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、10月の全産業合計の業況DIは、▲24.5と、前月から▲0.3ポイントのほぼ横ばい。中小企業においては、仕入価格やエネルギーコストの上昇に伴う収益圧迫が続く中、消費税率引き上げ以降、受注・売上の回復が遅れており、景況感に弱さがみられる。とりわけ、小売業からは、台風の影響に加え、家計負担の増大に伴う消費者の買い控えや低価格志向の強まりを指摘する声が聞かれるなど、個人消費は力強さを欠く。

 先行きについては、先行き見通しDIが▲23.5(今月比+1.0ポイント)と、ほぼ横ばいを見込む。冬の賞与増などを背景に、年末に向けて景気は緩やかに持ち直すとの見方があるものの、足元の受注・売上の伸びの弱さを懸念する声も聞かれる。また、当初見込んでいた生産や消費の回復時期が後ずれする中、コスト増に伴う収益圧迫や、家計負担の増大による消費者の生活防衛意識の高まりなど、先行きに対して確信が持てない中小企業において、慎重な見方が広がりつつある。

 項目別では、全産業合計の売上DIは▲16.4と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、建設業、小売業で悪化、卸売業でほぼ横ばい、その他の2業種で改善した。

 全産業合計の採算DIは▲24.6と、前月からマイナス幅が縮小。産業別にみると、卸売業で悪化、小売業でほぼ横ばい、その他の3業種で改善した。

 全産業合計の資金繰りDIは▲14.8と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、建設業、サービス業で悪化、その他の3業種で改善した。

 全産業合計の仕入単価DIは▲51.3と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、製造業、サービス業で悪化、その他の3業種で改善した。

 全産業合計の従業員DIは12.7と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、建設業は人手不足感が弱まり、その他の4業種は人手不足感が強まった。

 なお、今月の付帯調査は、「消費税率引き上げの影響からの回復時期」、「2014年度の設備投資」について実施。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。