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メコンデルタ投資環境視察ミッションを派遣(日本メコン地域経済委員会)

 日本商工会議所の日本メコン地域経済委員会(委員長=渡邉康平・伊藤忠商事㈱理事・社長補佐)は4月20日(日)から24日(木)まで、渡邉委員長を団長に、ベトナムのメコンデルタ地域に投資環境視察ミッションを派遣、当委員会の委員企業を中心に農水産分野に関心の高い日本企業関係者等、27人が参加した。

 本ミッションは昨年10月の訪ベトナム経済ミッション以来、数回にわたりベトナム政府から派遣要請があったもので、ドァン・スァン・フン駐日ベトナム大使、ド・ニャット・ホアン計画投資省外国投資庁長官も一部のプログラムに同行した。

 期間中、グェン・フォン・クアン・メコンデルタ委員会代表副委員長およびメコンデルタ13省市首脳、レー・ハン・ズン・カントー市人民委員長、トラン・コン・チャン・ハウザン省人民委員長、リー・ミン・ホアン・ドンタップ省人民委員長・同省企業との懇談会を行ったほか、投資セミナーを開催、さらに、カントー市やハウザン省、ドンタップ省の企業を視察した。

 ミッションが訪れたメコンデルタ地域は、コメ、エビ、ナマズ、果物といった農水産物の一大産地であり、同地域の13省市を管轄するベトナム・メコンデルタ委員会の副委員長をはじめカントー市、ハウザン省、ドンタップ省の各人民委員長から現地の投資環境や優遇措置について説明を受け、懇談するとともに、各地のエビやナマズなどの水産加工場、精米工場、食肉加工場などを訪れ、生産加工の現場を視察した。

 また、初日にフン駐日ベトナム大使、ド・ニャット・ホアン計画投資省外国投資庁長官ご臨席のもとで開催したメコンデルタ投資セミナーの際に、メコンデルタ委員会と当委員会との間で、今後、農業分野や地域開発で協力を進めていく旨の覚書を締結した。

 懇談を通じて、各地人民委員長からは、メコンデルタ地域における農水産物の収穫量・生産高は極めて多いものの付加価値が低いという問題点が提起され、生産加工技術のみならず収穫後の保管・輸送、販売、物流など様々な分野のノウハウや技術をもつ日本企業による投資拡大への強い期待が表明された。

 また企業視察を通じて、温暖な気候・風土とメコン川河口に位置する肥沃で広大な耕作地や漁場、養殖場を利用した大規模な農水産業が展開されている各地の現状を把握することができた。道路などの物流インフラが不十分であることなど課題はあるものの、成長著しいアジア諸国への食糧供給基地として今後の発展が期待できるメコンデルタ地域の可能性を探る有益なミッションとなった。

 

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覚書を締結する渡邉委員長とグエン・フォン・クアンメコンデルタ代表副委員長

 

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メコンデルタ投資セミナー・ビジネス交流会

 

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カントー市で歓迎を受ける一行

 

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ハウザン省で歓迎を受ける一行

 

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ドンタップ省で歓迎を受ける一行

 

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エビの90%以上は日本向け輸出

 

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ベトナムのコメは世界に輸出されている

 

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フェリーは重要な交通手段

 

■国際関連情報 http://www.jcci.or.jp/international/  

■日本メコン地域経済委員会 http://www.jcci.or.jp/international/mekong/