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業況DIは、一服。駆け込み需要への期待も、反動減など先行き不安が広がる(LOBO調査2014年2月結果)

 日本商工会議所が28日に発表した2月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、2月の全産業合計の業況DIは、▲7.7と、前月から▲4.6ポイントの悪化。個人消費では、消費税引き上げ前の駆け込み需要がみられるものの、東北・関東を中心とする記録的な大雪により、物流への支障や売上減少など、製造業・非製造業を問わず、影響は広範に及んだ。中小企業の景況感は、売上・受注の堅調な推移を背景に改善傾向が続いていたが、足元では、仕入コストや電力料金、人件費などの負担増に加え、駆け込み需要の反動減への警戒感が伺える。

 先行きについては、先行き見通しDIが▲14.5(今月比▲6.8ポイント)と、大幅な悪化を見込む。消費税引き上げ前の駆け込み需要により、3月は衣料品や日用品など、小売業を中心に売上・受注の増加が見込まれるものの、仕入コストや電力料金、人件費などの負担増が続く中、4月以降、反動減による受注の落ち込みや消費マインドの低下などが見込まれ、中小企業においては先行きに対する警戒感が強まっている。

 項目別では、全産業合計の売上DIは1.2と、前月から悪化。産業別にみると、卸売業、小売業で改善、その他の3業種で悪化した。

 全産業合計の採算DIは▲13.2と、前月からマイナス幅が拡大。産業別にみると、小売業でほぼ横ばい、その他の4業種で悪化した。

 全産業合計の資金繰りDIは▲9.7と、前月からマイナス幅が拡大。産業別にみると、製造業、卸売業でほぼ横ばい、その他の3業種で悪化した。

 全産業合計の仕入単価DIは▲49.4と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、卸売業で悪化、サービス業で改善、その他の3業種でほぼ横ばい。

 全産業合計の従業員DIは9.9と、前月から人手不足感が弱まった。産業別にみると、建設業は人手不足感が弱まり、その他の4業種はほぼ横ばい。

 なお、今月の付帯調査は、「この1年における海外展開の動向」について実施。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。