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業況DIは、改善。業種にばらつきがみられるも、回復基調が続く(LOBO調査2013年10月結果)

 日本商工会議所が31日に発表した10月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、10月の全産業合計の業況DIは、▲11.9と、前月から+3.2ポイントの改善。建設業や自動車関連・住宅関連の製造業などで売上が好調なほか、個人消費は都市部を中心に底堅く、台湾や東南アジアをはじめとする外国人観光客も増加傾向にあるなど、回復基調が続いており、中小企業にも徐々に景気回復の実感が及びつつある。他方で、仕入価格や燃料費・電力料金などのコスト負担が増加する中、収益改善が遅れている企業も多く、業種によって、景況感にばらつきがみられる。

 先行きについては、先行き見通しDIが▲10.4(今月比+1.5ポイント)と、改善する見込み。建設業や自動車関連をはじめとする製造業の業績改善に加え、小売業でも消費税引き上げ前の駆け込み需要本格化が期待されることなどから、回復基調は続く見通し。一方で、仕入価格や電力料金などのコスト増が続く中、転嫁が困難な中小企業からは、先行きに対して慎重にならざるを得ないとの声が聞かれる。

 項目別では、全産業合計の売上DIは▲6.3と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、小売業で悪化、サービス業でほぼ横ばい、その他の3業種で改善した。

 全産業合計の採算DIは▲17.7と、前月からマイナス幅が縮小。産業別にみると、建設業で改善、サービス業で悪化、その他の3業種でほぼ横ばい。

 全産業合計の資金繰りDIは▲10.0と、前月からマイナス幅が縮小。産業別にみると、サービス業でマイナス幅が拡大、その他の4業種でマイナス幅が縮小した。

 全産業合計の仕入単価DIは▲47.6と、前月からマイナス幅が拡大。産業別にみると、建設業、製造業でほぼ横ばい、卸売業でマイナス幅が縮小、その他の2業種でマイナス幅が拡大した。

 全産業合計の従業員DIは9.3と、前月から人手不足感が強まった。産業別にみると、小売業、サービス業はほぼ横ばい、その他の3業種は人手不足感が強まった。

 なお、今月の付帯調査は、「今年度の設備投資の動向」について実施。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。