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業況DIは、回復基調が続くも、足元では横ばいで推移(LOBO調査2013年6月結果)

 日本商工会議所が28日に発表した6月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、6月の全産業合計の業況DIは、▲17.3と、前月から▲0.2ポイントの横ばいで推移。中小企業の景況感は、好調な建設業や回復傾向にある自動車をはじめとする輸出関連企業に下支えされ、底堅い動きとなっている。他方で、燃料(原油、ガス)や原材料の価格上昇・高止まりに加え、人件費、電力料金などのコストが増す中、価格転嫁が進まないとの指摘もあり、中小企業の中には、依然として景気回復の実感が乏しい状況も伺える。

 先行きについては、先行き見通しDIが▲13.7(今月比+3.6ポイント)と、改善する見込み。消費税引き上げを見据え住宅の駆け込み需要が本格化する建設業や、自動車を中心に業績改善が進む製造業が下支えし、持ち直しの動きは続く見込み。他方、燃料・原材料の価格動向や電力料金の値上げなど懸念材料は多く、一部では、景気回復の実感に乏しく、先行きを不安視する声も聞かれる。

 項目別では、全産業合計の売上DIは▲11.7と、前月からマイナス幅が縮小。産業別にみると、建設業、小売業で改善、製造業でほぼ横ばい、その他の2業種で悪化している。

 全産業合計の採算DIは▲20.6と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、製造業、小売業で改善、サービス業でほぼ横ばい、その他の2業種でマイナス幅が拡大している。

 全産業合計の資金繰りDIは▲12.6と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、サービス業で改善、製造業でほぼ横ばい、その他の3業種でマイナス幅が拡大。

 全産業合計の仕入単価DIは▲40.4と、前月からマイナス幅が拡大。産業別にみると、建設業、サービス業でほぼ横ばい、その他の3業種でマイナス幅が拡大した。

 全産業合計の従業員DIは4.3と、前月から人手不足感が強まった。産業別にみると、卸売業は人手過剰感が弱まり、サービス業は人手不足感が強まった。その他の3業種はほぼ横ばい。

 なお、今月の付帯調査は、「電力料金上昇の経営への影響」について実施。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。