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業況DIは、回復基調が続くも、足元で一服感(LOBO調査2013年5月結果)

 日本商工会議所が31日に発表した5月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、 5月の全産業合計の業況DIは、▲17.1と、前月から▲1.9ポイントの悪化。円安進行に伴う燃料(原油、ガス)・原材料の価格上昇に加え、電力料金などのコスト負担が増す中で、価格転嫁が進まず、収益が圧迫されている中小企業は、製造業・非製造業を問わず広範に及んでいる。13年1月以降、業況は円安・株高を背景に回復基調が続いているものの、足元ではコスト増による採算悪化から、一服感が見られる。

 先行きについては、先行き見通しDIが▲8.6(今月比+8.5ポイント)と、大幅に改善する見込み。円安に伴い、燃料や原材料の価格上昇による採算悪化が懸念されるため、先行きへの警戒感は根強いが、輸出関連企業を中心に収益改善が進む中で、内需型企業への波及や所得の増加に伴う個人消費の一段の持ち直しなどに対する期待は大きく、回復基調は継続する見通し。

 項目別では、全産業合計の売上DIは▲14.0と、前月からマイナス幅が拡大。産業別にみると、製造業で改善、サービス業でほぼ横ばい、その他の3業種で悪化している。

 全産業合計の採算DIは▲20.7と、前月からマイナス幅が拡大。産業別にみると、建設業で改善、製造業でほぼ横ばい、その他の3業種でマイナス幅が拡大している。

 全産業合計の資金繰りDIは▲12.4と、前月からマイナス幅が拡大。産業別にみると、製造業、サービス業でほぼ横ばい、その他の3業種でマイナス幅が拡大。

 全産業合計の仕入単価DIは▲38.0と、前月からマイナス幅が拡大。産業別にみると、卸売業、サービス業でほぼ横ばい、その他の3業種でマイナス幅が拡大した。

 全産業合計の従業員DIは3.2と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、建設業は人手不足感が強まり、サービス業は人手不足感が弱まった。その他の3業種はほぼ横ばい。

 なお、今月の付帯調査は、「2013年度の設備投資」および「仕入価格の上昇による経営への影響」について実施。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。