トップページ > ニュースライン > 業況DIは、4カ月連続の改善も、仕入価格上昇を懸念(LOBO調査2013年4月結果)

ニュースライン

業況DIは、4カ月連続の改善も、仕入価格上昇を懸念(LOBO調査2013年4月結果)

 日本商工会議所が30日に発表した4月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、 4月の全産業合計の業況DIは、▲15.2と、前月から+4.5ポイントの改善。円安・株高が続く中で、企業や消費者のマインド改善は一段と進んでおり、建設業や輸出関連企業などを中心に持ち直しの動きは継続している。しかし、足下では、売上が改善しているものの、燃料(原油、ガス)や原材料、電力料金などのコスト増により、収益に結びつかない企業が多く、景気回復への実感が乏しいとの見方も根強い。

 先行きについては、先行き見通しDIが▲9.6(今月比+5.6ポイント)と、大幅に改善する見込み。燃料や原材料、電力料金などのコスト負担が増す中で、価格転嫁に苦慮する中小企業からは、先行きを懸念する声が多いものの、円安・株高を背景に、好調が続く建設業や輸出関連企業、持ち直しの動きを強める個人消費が下支えし、回復基調は続くと見られる。

 項目別では、全産業合計の売上DIは▲11.5と、前月からマイナス幅が縮小。産業別にみても、全業種で改善している。

 全産業合計の採算DIは▲18.3と、前月からマイナス幅が縮小。産業別にみると、小売業でほぼ横ばい、その他の4業種でマイナス幅が縮小している。

 全産業合計の資金繰りDIは▲10.6と、前月からマイナス幅が縮小。産業別にみると、卸売業でほぼ横ばい、その他の4業種でマイナス幅が縮小。

 全産業合計の仕入単価DIは▲34.7と、前月からマイナス幅が拡大。産業別にみると、小売業でマイナス幅が縮小、その他の4業種でマイナス幅が拡大した。

 全産業合計の従業員DIは3.4と、前月から人手不足感が強まった。産業別にみると、製造業は人手過剰感が強まり、卸売業は人手過剰感が弱まった。小売業はほぼ横ばい、その他の2業種は人手不足感が強まった。

 なお、今月の付帯調査は、「現在の人手過不足感と2013年度の採用活動」について実施。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。