トップページ > ニュースライン > 業況DIは、悪化。先行きは慎重な見方が続く(LOBO調査2012年12月結果)

ニュースライン

業況DIは、悪化。先行きは慎重な見方が続く(LOBO調査2012年12月結果)

 日本商工会議所が28日に発表した12月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、 12月の全産業合計の業況DIは、▲34.1と、前月から▲3.0ポイントの悪化。先月中旬からの円安傾向は好材料であるものの、中国向け輸出低迷が続く製造業は幾分回復するも低水準で推移。また、今冬の賞与減少に伴う個人消費の冷え込みによる影響に加え、商品の多様化や低価格化により新規顧客の取り込みを図る大手チェーン店の攻勢に晒されている小売業・飲食業など、地域の中小企業を取り巻く環境はさらに厳しさを増している。

 先行きについては、先行き見通しDIが▲35.1(今月比▲1.0ポイント)と、ほぼ横ばいの見込み。最近の円安・株高傾向に加え、政府による経済対策や中国経済の回復に対する期待感がみられるものの、電力料金の値上げ、所得の減少に伴う消費マインドの低迷など、楽観できないことから、先行きは慎重な見方が続く。

 項目別では、全産業合計の売上DIは▲25.4と、前月からマイナス幅は拡大。産業別にみると、製造業、小売業ではほぼ横ばい、その他の3業種でマイナス幅が拡大している。

 全産業合計の採算DIは▲28.7と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、卸売業、サービス業ではマイナス幅が拡大、その他の3業種でマイナス幅が縮小している。

 全産業合計の資金繰りDIは▲17.8と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、小売業ではマイナス幅が縮小、建設業、サービス業ではほぼ横ばい、その他の2業種ではマイナス幅が拡大。

 全産業合計の仕入単価DIは▲17.7と、前月からマイナス幅が拡大。産業別にみると、サービス業ではマイナス幅が縮小、その他の4業種ではマイナス幅が拡大した。

 全産業合計の従業員DIは0.7と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、建設業、サービス業はほぼ横ばい、小売業は人手不足感が弱まり、その他の2業種は人手過剰感が弱まった。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。