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業況DIは、悪化。先行きは若干改善するも懸念材料は多い(LOBO調査2012年9月結果)

日本商工会議所が28日に発表した9月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、9月の全産業合計の業況DIは、▲26.6と、前月から▲2.8ポイントの悪化。海外経済、とりわけ中国経済の減速に伴う輸出の減少や、超円高等を背景とした取引先の海外移転・調達の加速により、受注の減少が続く。また、穀物や原油価格の高騰に伴い仕入価格が上昇しているものの、中小企業においては価格転嫁は難しく、収益を圧迫。経営環境はさらに厳しさが増している。

先行きについては、先行き見通しDIが▲24.7(今月比+1.9ポイント)と、改善する見込み。秋の観光シーズンを迎えるほか、秋物商戦の本格化が見込まれることなどが要因。一方で、超円高の定着や、穀物・原油価格の高騰、エコカー補助金終了による内需の減速等、先行きに対する懸念材料も多い。

項目別では、全産業合計の売上DIは▲21.6と、前月からマイナス幅は拡大。産業別にみると、建設業ではマイナス幅が縮小、卸売業ではほぼ横ばい、その他の3業種ではマイナス幅は拡大している。

全産業合計の採算DIは▲24.0と、前月からマイナス幅は拡大。産業別にみると、製造業、サービス業ではマイナス幅は拡大、その他の3業種ではマイナス幅が縮小している。

全産業合計の資金繰りDIは▲14.3と、前月からマイナス幅は拡大。産業別にみると、サービス業ではほぼ横ばい、その他の4業種ではマイナス幅が拡大。

全産業合計の仕入単価DIは▲19.1と、前月からマイナス幅は拡大。産業別にみても、全業種でマイナス幅が拡大した。

 全産業合計の従業員DIは▲0.2と、前月から人手不足感が弱まった。産業別にみると、建設業は人手不足感が強まったが、サービス業は人手不足感が弱まった。小売業はほぼ横ばい、その他の2業種は人手過剰感が強まった。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。