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業況DIは、小幅改善。先行き不安は強まる(LOBO調査2012年8月結果)

日本商工会議所が31日に発表した8月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、8月の全産業合計の業況DIは、▲23.8と、前月から+1.4ポイントの小幅改善。震災の影響により昨年は中止となったイベント等が開催されているほか、観光客、帰省客が多かったことなどから、小売や観光関連を中心に好調。比較対象の昨夏は、節電対応による休日変更に伴い、まとまった夏休みが取れないケースが多かったことも一因。一方、超円高等を背景に、取引先の海外移転・調達が加速していることなどから受注低迷が長期化、中小製造業を取り巻く環境は厳しさを増している。

先行きについては、先行き見通しDIが▲26.1(今月比▲2.3ポイント)と、悪化する見込み。超円高の定着に加え、電力料金の値上げによるコスト増や、穀物価格の高騰、エコカー補助金終了による内需の反動減等への懸念から、先行きへの不安が強まっている。

項目別では、全産業合計の売上DIは▲18.6と、前月からマイナス幅は僅かに縮小。産業別にみると、製造業ではマイナス幅が拡大、サービス業ではほぼ横ばい、その他の3業種ではマイナス幅は縮小している。

全産業合計の採算DIは▲21.1と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、卸売業ではマイナス幅は拡大、その他の4業種ではマイナス幅が縮小している。

全産業合計の資金繰りDIは▲11.2と、前月からマイナス幅は縮小。産業別にみると、製造業、サービス業ではほぼ横ばい、卸売業ではマイナス幅が拡大、その他の2業種ではマイナス幅が縮小。

全産業合計の仕入単価DIは▲14.7と、前月からほぼ横ばい。産業別にみると、製造業ではほぼ横ばい、小売業ではマイナス幅は拡大、その他の3業種ではマイナス幅が縮小した。

全産業合計の従業員DIは1.6と、前月から人手不足感が強まった。産業別にみると、製造業では人手過剰感が強まった。卸売業では人手過剰感が弱まり、その他の3業種では人手不足感が強まった。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。