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業況DIは、悪化。先行きへの不安は依然根強い(LOBO調査2012年6月結果)

日本商工会議所が29日に発表した6月の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、6月の全産業合計の業況DIは、▲21.3と、前月から▲3.8ポイント悪化。製造業では、エコカー補助金等が下支えしているものの、超円高等を背景に海外移転や海外調達が加速していることから受注減少が著しい。また、小売・サービス業では、大手専門店(ドラッグストア・ホームセンター等)、飲食店の出店増に伴い顧客争奪が一段と激化していることが影響。なお、業況等のDIは、比較対象の前年同月(2011年6月)が、震災後、大きく低迷していた時期であることに留意が必要。

先行きについては、先行き見通しDIが▲24.7(今月比▲3.4ポイント)と、悪化する見込み。欧州の財政金融不安に伴う海外経済の減速や、今夏の電力供給不足による事業活動への影響、住宅エコポイント制度、エコカー補助金終了による内需の反動減等の懸念から、先行きへの不安は依然根強い。

項目別では、全産業合計の売上DIは▲15.5と、前月からマイナス幅は拡大。産業別にみると、建設業ではマイナス幅が縮小、その他の4業種ではマイナス幅は拡大している。

 全産業合計の採算DIは▲19.4と、前月からマイナス幅は拡大。産業別にみると、建設業と卸売業ではマイナス幅が縮小、その他の3業種ではマイナス幅が拡大している。

 全産業合計の資金繰りDIは▲12.7と、前月からマイナス幅は拡大。産業別にみると、卸売業ではマイナス幅が縮小、製造業ではほぼ横ばい、その他の3業種ではマイナス幅が拡大している。

 全産業合計の仕入単価DIは▲19.3と、前月からマイナス幅が縮小。産業別にみても、全業種でマイナス幅が縮小した。

 全産業合計の従業員DIは▲0.3と、前月から改善。産業別にみると、建設業、製造業では人手過剰感が改善、サービス業ではほぼ横ばい、卸売業では人手過剰感が強まり、小売業では人手不足感が強まっている。

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。