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業況DIは、改善続くも、先行きは慎重な見方変わらず(LOBO調査2012年4月結果)

日本商工会議所が27日に発表した4月期の商工会議所LOBO(早期景気観測)調査結果によると、4月の全産業合計の業況DIは▲16.8と、前月から+7.1ポイントと2カ月連続で大幅に改善。復興需要の波及効果が及び始めたことに加え、自動車の輸出増加に伴う製造業の改善などが要因。しかし、比較対象の前年同月(2011年4月)は東日本大震災後で業況DIが過去最大の悪化幅(前月比▲11.8)を記録。サプライチェーンの寸断による生産の停止・縮小や、自粛ムードによる消費の落ち込みなど、各地で景況感が大きく低迷した時期。実態は超円高の長期化、取引先の海外移転等に伴う受注の減少、原油価格の高止まりや電力料金の上昇によるコスト増などを背景に厳しい状況が続いている。

 先行きについては、先行き見通しDIが▲20.2(今月比▲3.4ポイント)と、悪化する見込み。超円高や原油価格の高止まりの長期化に加え、今夏の電力供給不足による事業活動への影響懸念から、先行きは依然として慎重な判断となっている。

 項目別にみると、売上面では全産業合計の売上DIは▲7.5と、前月からマイナス幅は縮小。産業別にみても、全業種でマイナス幅は縮小している。

 採算面では、全産業合計の採算DIは▲16.2と、前月からマイナス幅が縮小。産業別にみても、全業種でマイナス幅が縮小している。

 資金繰り面では、全産業合計の資金繰りDIは▲9.7と、前月からマイナス幅が縮小。産業別にみても、全ての業種でマイナス幅が縮小している。

 仕入価格面では、全産業合計の仕入単価DIは▲30.1と、前月から僅かにマイナス幅が拡大。産業別にみると、製造業ではマイナス幅が縮小、卸売業ではほぼ横ばい、その他の3業種ではマイナス幅が拡大した。

従業員面では、全産業合計の従業員DIは0.1と、前月から改善。産業別にみても、全ての業種で改善している。

 

 詳細は、日商ホームページ(http://www.jcci.or.jp/lobo/lobo.html)を参照。